ビーグッドスタッフさんの北海道リゾートバイト体験記
【情報】
お名前:F.Hさん
勤務先:北海道/富良野 リゾートホテル
期間:8/7~9/25
年齢: 25歳
職種: ホールスタッフ
リゾートタイプ:温泉
【仕事選び】
リゾートバイトを始めた理由は?
仕事を辞めることとなり、以前より目標だったweb系の仕事の勉強を始めることを決意しました。
その間の生活費を稼ぐためにバイトを探していたところ、リゾートバイトにたどり着きました。
学生時代にホールスタッフの経験があり、接客が非常に好きだったこと、またそれまで経験したことのなかったホテルの裏側を見てみたいという気持ちで、すぐに応募しました。
リゾートバイトの中でも、この仕事を選んだ理由は?
先述しましたが、元々ホールスタッフが非常に楽しかったという経験があったので、ホールスタッフで探していました。
こちらの施設では高級ホテルのフレンチという今までに経験したことのない仕事ができるという点、またホスピタリティを大切にした接客がしたいと思っていたので、
ここならそれが実現できると思い選びました。
リゾートバイトに行く前に不安・気になっていたことは?
数年ぶりのホールスタッフでしたので、仕事がきちんと覚えられるかが不安でした。
ですが、先輩スタッフの皆さんはわからないことを聞けば丁寧に答えてくれましたので、自分で仕事を覚える姿勢があれば大丈夫だと思います。
ですが、忙しい現場であるため研修では教わり切れない事が膨大にありましたので、自ら積極的に考えていく必要はありました。
【お仕事について】
職場の雰囲気は?
先輩スタッフ達は皆さんとても良い方ばかりで、仲も良く気さくに話しかけてくださいました。
ですが朝食は2~3名、夕食は3~5名ほどの少ない人数で回している職場でしたので、業務中は和気あいあいというよりは、各々効率よく仕事を回すことに集中されていました。
客数は30~最大で60名ほどでした。私も淡々と仕事をこなしたいタイプなので合っていましたが、ホール経験の少ない方には少し難しく感じるかもしれないと思いました。
効率よく回していかないとお客様をお待たせしてしまうことになるので、状況判断能力が求められました。
勤務日の1日の流れは?
6:00 起床
6:40 送迎
7:00 朝の出勤
仕事内容:お客様のご案内、料理のサーブ、下げもの、ドリンクカウンターの補充
ディナーのテーブルセットやドリンクカウンターの準備 など
10:00 中抜け、昼食、一時帰寮
16:40 送迎
17:00 夕方の出勤
仕事内容:パンやドリンクの用意、お客様のご案内、料理のサーブ、下げもの、ドリンクカウンターの補充、翌日朝の準備など
22:00 退勤
休憩時間はどのように過ごしていた?
睡眠をとっていました。
22時退勤だとどうしても夜の睡眠時間が足りなくなってしまうので、体調を壊さないために中抜けの時間も積極的に休むようにしていました。
それから、期間満了後に控えているスクールに備えて勉強をしたり、近所を散歩したりしていました。
富良野は山が近く景色が雄大なので、気持ちがよかったです。
仕事をしてみて大変だった事は?
高級ホテルでの勤務は初めてでしたので、価格に見合う接客をすることが大変でした。
従業員にとっては日常でも、お客様にとって旅行という特別な日ということを念頭に置き、丁寧な対応を心がけました。
また、フレンチでの勤務も初めてだったのですが、料理や食材のことを覚えるのも大変でした。
同じ料理でも説明のしかたがスタッフによって違っていたので
できるだけ色々な人の説明を聞くようにし、自分の説明しやすい言葉で理解するようにしていました。
仕事をしてみて楽しかった、嬉しかった出来事など思い出は?
お客様が優しい方ばかりで、お客様の方から積極的にお話してくださる方も多く、そういった方のお話を聞くのは楽しかったです。
道外からいらっしゃり、富良野だけでなく道内の都市を旅行で回るというお客様も多くいらしていたので
昨日は●●に行って、明日は●●に行くのよ!などと楽しいお話を聞かせていただきました。
ドラマ「北の国から」の根強いファンのお客様もいましたので、「富良野への旅行をとても楽しみにしていたんだ」といったお話も聞きました。
また、料理の見た目や味に関する感想を伝えてくれたり、「丁寧な対応をしてくれてありがとう」など感謝の言葉を直接伝えてくださるお客様がとても多かったです。
デザートに使われていたスイカが苦手だというお客様がいらっしゃったのですが、折角だからチャレンジしてみるとの事で、最終的に「とても美味しかった、このスイカなら食べられました」と伝えてくださったことはとても嬉しかったです。
また、ディナーの際に私が接客したお客様が、チェックアウトのタイミングで私の対応を褒めてくださったことはとても嬉しくやりがいを感じました。
【生活について】
休日はどのように過ごしていた?
休日は自分へのご褒美として、近隣のレストランやカフェにご飯を食べに行くことが多かったです。
寮があった「北の峰」エリアは近隣におしゃれなお店が多く、徒歩でも楽しめました。
思い出に残った休日は、札幌に住んでいる友人が富良野まで遊びに来てくれましたので、電車に乗って隣町まで観光に行ったことです。
盆地なので、周囲を囲む山々はそれだけで迫力がありました。
一面の花畑の中を散歩もし、自然を感じることができました。
住み込みの寮生活はどうだった?
私が借りた部屋は、当初うかがっていた敷地内の寮ではなく、住宅街の中にあるアパートでした。
コンビニやお店が近く便利でしたが、築年数40年ほどの物件でしたので、水回りなどの衛生面は気になりました。
通勤や中抜け時は毎回社員さんに送迎してもらいましたので不便はなかったです。
生活面では、それまでも一人暮らしをしていましたので、特に困ることはありませんでした。
食事はどうだった?
調理の方の手作りの食事が食べ放題でした。
ご飯と野菜サラダ、副菜2~3種は毎日あり、そのほかに主菜が2種類ほどあり好きなものを選べました。
日によっては、手の込んだラーメンやスープカレーが出たことも。
どの料理もとても美味しく、毎日の食事が楽しみでした。
【リゾートバイトの感想】
リゾートバイトをやってみた感想は?
リゾートバイトならではの魅力などあれば合わせて教えてください。
大変なことも多かったですが、やってみてとてもよかったです。
リゾートバイトでなければ知ることのなかった仕事や、行くことのなかった土地を経験できました。
住み込みで働くので、仕事に一点集中の生活となり、無駄使いをしなくなったので、目標であった貯金もすることができました。
ビーグットを選んで良かったことは?
お仕事探しの前のヒアリングが他社よりも丁寧で、信頼できると感じました。
担当の方はとても親切・フレンドリーで接しやすく、またレスポンスも早かったので、サポート体制がしっかりしていると感じました。
困ったことがあればいつでも相談ができる環境で安心して仕事をすることができました。
私はホテル側の要求(黒髪、2か月以上)から外れてしまう条件での求職でしたが、融通を効かせてくださったお陰でお仕事をすることができました。
初めてリゾートバイトをする方へのアドバイスは?
仕事内容や職場の方針、職場や寮の周囲環境など、様々な条件についてとにかくしっかりと吟味することが大切だと思います。
例え1か月程度の短期間であっても、その間はそこで“生活”をすることになります。
周囲に遊べる場所があったとしても、最も多くの時間を過ごすのは職場と寮ですので。
少しでもストレスなく過ごせる環境を吟味することが重要だと思います。
今後の夢や目標は?
今後は職業訓練に参加し、以前からの夢であったwebデザイナーとして働くことが目標です。
以前までは進学先も就職先も親や周囲に流されて決めていましたが、今回は初めて自分の意思でやりたい事を決めました。
不安もありますが、リゾートバイトでの成功体験も自信に繋がり、背中を後押ししてくれるような気がします。
【その他】
リゾートバイト生活の必須アイテムは?
生活ではなく仕事での必須アイテムになりますが、腕時計はないと仕事にならなかったと思います。
これは職場によって着用可否の方針が違うと思いますが、時間予約制のフレンチコースレストランでは持参した腕時計が非常に約に立ちました。
ひと月の生活費やトータルの貯金額は?
生活費は頑張って3~4万円程度に抑えられました。
トータルで30万円ほど貯金することができました。