ビーグッドスタッフさんの北海道リゾートバイト体験記
【情報】
お名前:Y.Aさん
勤務先:北海道/然別湖 リゾートホテル
期間:2025年8月〜11月
年齢: 27歳
職種: 調理補助
【仕事選び】
リゾートバイトを始めた理由は?
私は以前から東京を離れて働いてみたいと考えていましたが、なかなか行動に移すきっかけがありませんでした。
そんな時、旅行好きの彼から「リゾートバイトをしながら日本を旅しよう」と誘われました。
今後は同棲も考えていたため、生活の相性を確かめる良い機会にもなると思い、ふたりで求人を探し始めたことが、リゾートバイトを始めたきっかけです。
リゾートバイトの中でも、この仕事を選んだ理由は?
「調理補助・3食賄い付き・同室可」という条件で求人を探していたところ、今回の勤務先がぴったり当てはまりました。
また、以前ふたりで旅行した際に北海道がとても気に入り、再びこの地で生活しながら働けられる点にも魅力を感じました。
さらに、夏場でも標高が高く比較的涼しい環境で働けることが、選んだ決め手になりました。
リゾートバイトに行く前に不安・気になっていたことは?
現地での人間関係が良好かどうかが一番の不安でした。
また、北海道で熊の出没が多く報道されており、山間部にある勤務先で遭遇しないか心配していました。
さらに、北海道出身の知人から「鹿との衝突事故には気をつけて」と言われていたため、車での移動や運転についても不安がありました。
【お仕事について】
職場の雰囲気は?
厨房は常に3~6名ほどの少人数体制で、レストランのように慌ただしく動く場面はなく、決まった人数分の料理を黙々と準備する落ち着いた雰囲気でした。
また、料理長をはじめ他部署のスタッフの方々も気さくに話しかけてくださる方が多く、職場全体としてとても温かい空気の中で働くことができました。
勤務日の1日の流れは?
5:15 起床
5:30 出勤(朝バイキング準備、前夜の皿洗い)
7:00 朝の賄い休憩
7:30 夜の料理の盛り付け、朝バイキング後の皿洗い
9:00中休み
14:30 翌日の朝バイキングの仕込み
16:00 1時間休憩
17:00 天ぷら、焼き魚をレストランホールへ提供
19:00 退勤
休憩時間はどのように過ごしていた?
休憩時間は、車で道の駅やカフェへ行き、ソフトクリームの食べ比べをしたり、周辺の観光スポットを巡ったりして過ごしていました(どこも片道30分〜1時間ほど)
また、日用品の買い出しや昼寝でリフレッシュする時間を取ったり、資格の勉強を進めたりとその日の体調や気分に合わせて色々な過ごし方をしていました。
仕事をしてみて大変だった事は?
繁忙期は、提供するお皿の枚数が非常に多く、正しい数量を間違えずに準備することが大変でした。
ただ、業務自体は持ち場が明確に決まっており、臨機応変な対応が求められる場面は少なかったため、1週間ほどで仕事の流れを把握し、スムーズに作業できるようになりました。
仕事をしてみて楽しかった、嬉しかった出来事など思い出は?
ホテルのスタッフの皆さんがとても気さくで、休みの日に出かけると伝えると、道順を教えてくれたり、おすすめのお店を紹介してくれたりと、日常的に温かく接していただけたことが嬉しかったです。
また、山間部のホテルということもあり、地元の通いの方もいましたが、ほとんどが住み込みのスタッフで、毎日顔を合わせて生活を共にする環境でした。
人によっては近い距離感が負担になるかもしれませんが、私にとっては”遠い親戚”や”ご近所さん”のように感じられ、とても居心地が良く楽しい思い出になりました。
【生活について】
休日はどのように過ごしていた?
料理長が彼との休みを合わせてくださったこともあり、旅行好きの彼と一緒に北海道各地を巡って過ごすことが多かったです。
帯広の花火大会、網走監獄、釧路湿原、富良野、襟裳岬、旭川、屈斜路湖・摩周湖、知床など、道内のさまざまな観光地を訪れら毎回新しい発見がありました。
特に思い出に残っているのは、ホテル向かいのネイチャーセンターで体験した「エアートリップ」です。
空を飛ぶような感覚がとても楽しく、カヌー体験なども含めて、大自然ならではのアクティビティを満喫できました。
また、買い物や生活用品の調達は、休暇中または休憩中に周辺の町へ出て済ませており、生活にも不便はありませんでした。
住み込みの寮生活はどうだった?
元客室ということもあり、部屋からの景色がとても良く、環境面は快適でした。
隣室の物音もほとんど気にならず、過ごしやすかったです。
寝具は敷布団で、入浴については部屋のお風呂も使えましたし、ホテルの大浴場も利用できたため、気分に合わせて選べました。
困った点としては、部屋がホコリのたまりやすい構造だったことと、寮内に掃除道具が備わっていなかった事です。
リネン室の掃除機をお借りして掃除したり、トイレ用の掃除道具は自分たちで購入して対応していました。
それ以外は大きな不便もなくら落ち着いて過ごすことができました。
食事はどうだった?
出勤日・休日ともに、希望すれば3食のまかないを提供していただけた点はとてもありがたかったです。
一方で、揚げ物中心の日が多く、栄養バランスがやや偏りやすいと感じる場面もありました。
とはいえ、量は十分で忙しい中でも食事をしっかり取れる環境だったことには感謝しています。
【リゾートバイトの感想】
リゾートバイトをやってみた感想は?
リゾートバイトを通して、都会では味わえない”非日常の生活”を楽しめたことが一番の魅力でした。
東京では単調になりやすい生活も、リゾート地では景色や環境が変わり、毎日が新鮮でした。
休日には、その土地ならではの名物料理や郷土料理を食べたり、美しい景色を見に行ったりと、地域の魅力に触れる時間が多く、沢山の経験ができました。
仕事だけじゃなく、生活そのものが旅のようでらリゾートバイトならではの充実感かま強く感じました。
ビーグットを選んで良かったことは?
求人数が多く、紹介から連絡までの対応が非常に早かった点がよかったです。
また、担当の方とは何度か電話でやり取りをしましたが、気さくで優しく、初めてのリゾートバイトということもあり不安がありましたが、事前情報を丁寧に教えてくださったおかげで安心して出発することができました。
サポート体制がしっかりしており、ビーグッドさんを選んで良かったと感じています。
初めてリゾートバイトをする方へのアドバイスは?
自分の希望条件に合う求人を見つけるまでには時間がかかることもあり、ときには条件を一部妥協しなければいけない場面もあります。
事前に「絶対外せない条件」と「妥協できる条件」を整理しておくと、スムーズに職場を選べると思います。
また、わからないことや不安な点は、担当の方に遠慮せず何でも相談することをおすすめします。
事前に情報をしっかり得ておくことで、初めてのリゾートバイトでも安心して働くことができると感じました。
今後の夢や目標は?
今後も、これまで行ったことがない沖縄などのリゾート地で働いてみたいと考えています。
また、働きながらスキー検定1級の取得を目指しており、冬はスキー場でのリゾートバイトにも挑戦したいと思っています。
リゾートバイトを通じて、日本各地を巡りながら新しい経験を積んでいくことが今後の目標です。
【その他】
リゾートバイト生活の必須アイテムは?
延長コードはとても役に立ちました。
寮の部屋によっては、コンセントの位置が使いづらい場合があり、スマホや家電を使いたい場所までコードを伸ばせる延長コードがあると非常に便利でした。
複数口タイプのものを持っていくと、生活がぐっと快適になると感じました。
ひと月の生活費やトータルの貯金額は?
私たちの場合、休日は観光に出かけることが多かったため、特に貯金を意識した生活はしていませんでした。
また、今回の派遣先は営業時間が決まっておらず、その日の作業が終われば早く上がる日もあったため、実働時間は想定よりやや少なめで、収入面で大きく稼げたわけではありません。
それでも、3食の賄い付きで寮費や光熱費もかからなかったため、生活費はほとんどかからず、意識すれば確実に貯金できる環境だと感じました。
