【情報】
お名前:Y.Sさん
勤務先:新潟県/南魚沼 リゾートホテル
期間:2024年7月~2024年8月
年齢: 21歳
職種: プレイパーク
【仕事選び】
リゾートバイトを始めた理由は?
大学4年生で最後の夏休みということもあり、今しかできないアルバイト体験をしたいという想いからこの長期休みの時間を活用してリゾートバイトへ参加しました。
また卒業旅行を計画していたため、短期間で多く貯金が可能な手段の一つとして選択をしました。
リゾートバイトの中でも、この仕事を選んだ理由は?
プレイパーク&ウォーターパークを兼任する形での紹介・応募となりましたが、
実際に私も遊園地やプールスタッフという珍しい職種に惹かれたことが最も大きな理由でした。
リゾートバイトというとホテルや旅館施設内での勤務をイメージすることが大多数だと思いますが、
遊園地のアトラクションスタッフ、プール監視員という屋外での業務内容はここならではだと思います。
リゾートバイトに行く前に不安・気になっていたことは?
寮の生活環境、勤務先の雰囲気です。
自宅を離れ慣れない土地での慣れない長期生活となりますので、不自由なくアルバイトをすることが可能かは特に気になる要素でした。
実際、そういった細かい部分に関する情報は事前には得ることができなかったので、イメージとのギャップが発生しないかは不安に感じる場面もありました。
慣れれば問題はほぼ感じなくなると思います。ただし、こうした施設においては心理面から1人での応募よりも、友人と複数で応募をする方が不安は多少軽減すると感じます。
【お仕事について】
職場の雰囲気は?
和気あいあいとしており、非常に楽しく明るい雰囲気でした。
社員の方々も他のアルバイトの方もみな親切で面白い方ばかりでした。
そのため、業務に携わる上で苦労をしたり不安を感じたことは想像以上に一切なく、本当に素敵な出会いが得られたと思います。
勤務日の1日の流れは?
7:30 起床、朝食
8:40 出勤
8:50 業務開始 入り口入場受付/パーク内の乗り物運営(メリーゴーランド・SL・ゴーカート)/プール内の安全監視/その他付随する接客業務、施設ご案内
12:00頃 休憩(従業員食堂にてお昼ご飯)
17:00 業務終了
17:20 寮へ戻り、お風呂・洗濯
20:00 夜ご飯
24:00 就寝
休憩時間はどのように過ごしていた?
基本的には従業員食堂でお昼を食べていました。
プレイパークから従業員食堂までは距離は短いものの、急勾配の坂を上り下りする必要があるため思った以上に大変です。
そのため、食事のための移動時間で往復15分はかかってしまいます。
仕事をしてみて大変だった事は?
夏休み・お盆の時期であったということもあると思いますが、お客様の数が物凄く多かったのが大変でした。
特に家族連れ(小学生以下のお子様がメイン)のお客様が大半で、最も混雑した日はプール&パーク内がカオス状態になるほど埋め尽くされていました。
混雑の大変さについては、混み具合に対して時間の進み方が非常に早く感じたので、捉え方次第ではポジティブな面で乗り越えられると考えます。
お客様の入りが少ないと返って暇を持て余してしまうため、常に接客をしたり動き回れる点は混雑のメリットでした。
ただし、動いた分だけやはり疲労も溜まるため、夜はしっかり寝ることがおすすめです。
また、外での勤務なのでとにかく暑く、体力の消費量は他の部署よりもあると思います。
水分補給等の対策は怠らないことです。プレイパークでは、お茶や水の補給が自由にできたため非常に助かりました。
また山の上と言えど、日中は30℃を超える蒸し暑さがあるため日焼け対策の準備は必須です。
仕事をしてみて楽しかった、嬉しかった出来事など思い出を教えてください
パーク内を走るSL、メリーゴーランド、ゴーカートを自身の手で動かす業務は普段の生活では絶対にないことなので、
自分が小さい頃に見たであろう遊園地で、実際にもてなす側に立つと非常に不思議な感じがするものでした。
自身の接客で子どもたちが楽しそうにしてくれている様子を見たり、家族みんなではしゃいでいる光景を見ると本当に良い経験をしているなと元気がもらえる気がしました。
【生活について】
休日はどのように過ごしていた?
上越国際スキー場前駅の一駅隣「JR塩沢駅」にはレンタカー店があります。
そのため、休日はレンタカーを借りて新潟・長野・群馬県の秘境温泉を開拓したり、高崎市内までドライブをしながら映画を観に行ったりしました。
買い物では塩沢駅にスーパーがあります。
図書館で勉強や作業をしたい場合には六日町駅がおすすめです。
なお、毎年8月上旬には長岡花火大会が開催されるため、休日が重なればそちらもぜひおすすめです。
住み込みの寮生活はどうだった?
寮の暮らしに関しては、必要最低限の設備が整っており不便さは特に感じませんでした。
コインランドリーは無料で使用でき、安い自動販売機が設置されています。
一方、衛生面に関しては部屋を含め決して綺麗であるとは言えないので、そこについては事前に把握しておくべきだと思います。(慣れれば全く問題ありません)
また、繁忙期で寮にスタッフが多く滞在している場合には、無料Wi-Fiが全く繋がらないため注意が必要です。
冷暖房、テレビは3世代前のような古いもので、部屋にはハンガーのみが備え付けられています。
それ以外は何もありません。コンセントは2箇所(4穴分)、トイレは洋式です。
食事はどうだった?
従業員食堂で安く美味しい食事が食べられます。
一食あたり朝200円、昼300円、夜300円です。
日によってメニューは替わりますが、定食系、丼もの系、ハンバーグ、カレー、ラーメン、パスタなど様々です。
繁忙期で従業員が多い時期はお昼が非常に混むので、時間帯は調整が必要かもしれません。
【リゾートバイトの感想】
リゾートバイトをやってみた感想は?
日常のアルバイトでは決してできない出会いや体験の数々は、リゾートバイトの最も大きな魅力だと改めて感じました。
知らない土地にプチ移住するような感覚でしたが、学生という時間を活かしてこのような経験をすることは非常に良いものだと考えます。
将来「リゾートバイトでこんなことがあったね」と冗談混じりに笑えるような、そんな一生の経験に必ずやなると思いますし、自分の故郷が一つ増えるような体験になります。
ビーグットを選んで良かったことは?
当初は上越国際(新潟県)ではなく、四国・中部地方でのリゾートバイトへ応募する予定でした。
しかし、6月末時点でどこも案件の枠数が満席になってしまっていたため、リゾートバイトそのものができないかもしれないと感じていました。
その中で、最後まで希望に合う案件を探していただき、丁寧で分かりやすい対応をしていただいたことで、結果的には素晴らしい経験をすることができたと思っています。
これらはビーグッドをを経由して得られたご縁でもあるので、改めて嬉しく思っています。
初めてリゾートバイトをする方へのアドバイスは?
リゾートバイトを行う期間、場所、生活環境は不安が全てなくなるまで事前に情報を得ておくべきだと思います。
慣れない土地と環境で勤務がスタートするため、人によっては思った以上にストレスを感じる可能性もあります。
用事ができても急に帰ることは困難であるし、「想像よりも勤務日数が長い」「こんな仕事だとは思わなかった」と感じればモチベーションそのものが下がるかもしれません。
花形のアルバイトというイメージばかりで安易な選択はせず、しっかり自分の希望条件に合う案件を探してみてください。
今後の夢や目標は?
今回はリゾートバイトということで、地方の宿泊施設を通じて観光業のアルバイトへ従事しました。
私が携わった施設はたった一つではありますが、実際には日本全国で同様の観光業が成り立っており、様々な個性を持つまちや施設があります。
私たちが普段ゲスト(観光客)として訪問する場所であっても、そこには私たちをもてなしてくれる多くの人がいることを忘れてはならない、そう感じる貴重な経験となりました。
私の今後の目標は、観光業へ従事する魅力や面白さそのものを、実際に観光業へ従事した身としてより多くの人へ伝えていきたいと考えています。
【その他】
リゾートバイト生活の必須アイテムは?
・ポケットWi-Fiまたは大容量通信プラン(環境によっては備え付けのWi-Fiが使えない場合があります)
・延長コード(コンセントの数は限られています)
・虫除けスプレー、ムヒ