目次
Mさん
勤務地:亜熱帯植物楽園 由布島
年齢:20代
部署:水牛車業務
リゾートバイト経験:今回で3回目
「離島での住み込み生活は実際どうなの?」 「水牛車の仕事は未経験でもできる?」 「寮や食事などの生活環境は?」
こうした疑問を持つ方に向けて、リゾートバイト体験談を詳しく紹介します。
沖縄・八重山諸島にある由布島(ゆぶじま)では、水牛車を使った観光案内のリゾートバイトが人気です。
今回は、島全体が植物園になっている「亜熱帯植物楽園 由布島」で水牛車業務として働くMさんにお話を伺いました。
Mさんは今回が3回目のリゾートバイト。
リゾートバイト先で出会った彼氏さんと一緒にカップルで勤務しています。
この記事では、由布島のリゾートバイトについて以下の内容をご紹介します。
☑ 水牛車業務の仕事内容・一日の流れ
☑ 未経験でも働けるのか
☑ 寮や食事などの生活環境
☑ 実際に働いて感じたメリット・大変なこと
離島でのリゾートバイトを検討している方、カップルでのリゾートバイトを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事に記載している福利厚生などの情報は、2026年5月時点の内容です。最新情報は求人担当者までご確認ください。
沖縄県・八重山諸島「由布島」ってどんなところ?

由布島は、沖縄県八重山諸島にある小さな島で、西表島(いりおもてじま)の東側に位置しています。
周囲2kmほどで、島全体が観光施設である「亜熱帯植物楽園」として整備されており、豊かな自然と色鮮やかな花々に囲まれた、のんびりとした時間が流れる観光地として知られています。
最大の特徴は、西表島からのアクセス方法。
島と島の間は、満潮時でも1mに満たない非常に浅い干潟。
そのため観光客は、名物の「水牛車」に乗ってこの干潟をゆっくりと渡り、島へ向かうことができます。

結論|由布島の水牛車スタッフはこんな人におすすめ!
☑ 動物と関わる仕事がしたい
☑ 離島での暮らしを体験してみたい
☑ 自然に囲まれた環境で働きたい
☑ 接客や観光案内を楽しみたい
☑ 未経験から珍しい仕事に挑戦したい
☑ カップル・友人同士で応募したい
Mさんも未経験からスタートしましたが、入職からわずか1週間で期間延長を決めるほど、由布島での生活に魅力を感じたそうです。
では、具体的にどのようなお仕事や生活を送っているのでしょうか。
志望動機|旅をしながら生活し、動物に関わりたかった
- そもそもなぜリゾートバイトをしようと思ったのですか?
- 旅をしながらお金を稼ぎたかったからです。
もともと旅が好きで、日本各地を巡ってみたいと思っていました。
ただ、旅行として各地を巡るには費用がかかるため、「働きながら別の場所で生活できるリゾートバイト」に魅力を感じました。
観光というより、その土地で生活することに興味がありました。地元の人しか知らないような場所に行ってみたかったんです!
- 「亜熱帯植物楽園 由布島」に決めた理由は?
- 一番の理由は、動物が好きだからです!
私は、動物は好きだけど、これまでお世話をした経験はありませんでした。
逆に、一緒に応募した彼は、酪農のお仕事をずっとやっていたので動物に詳しく、このお仕事に興味を持ちました。
彼にもいろいろと教えてもらいながら業務をしています。環境がとにかく気に入って、入職からわずか1週間で期間の延長を決めました。
水牛たちと同じペースでのんびりと、リラックスしながら働いています。
私は、外で働くことや力を使うお仕事が苦痛に思わないので、自然に囲まれながらバリバリ働けることで毎日充実しています。

仕事内容|水牛車業務の1日の流れ・未経験でも大丈夫?
数あるリゾートバイトの中でも超レア職種である「水牛車業務」。聞きなじみのない職種ですが、実際はどのようなお仕事内容なのでしょうか。
Mさんの働き方について聞いてみました。
- 7:30 送迎バスで出発(約30分)
- 8:00 海を渡って通勤
- 8:30~10:00 水牛や園内の生き物のお世話、牛舎清掃など
- 10:00~15:30 水牛車で観光案内、送迎業務(休憩含む)
- 15:30~16:30 片付け、清掃
- 16:30 退勤
特徴的なのは、通勤方法。
潮の満ち引きに合わせて、長靴で海をザブザブ歩くか、水牛車に乗って由布島へと渡ります。
この通勤ルート自体が普通では絶対にできない特別な体験です。
また、出退勤の時間が毎日決まっていて、残業は基本的にはありません。
残業が発生した場合でも、1分単位でしっかりと残業代が支給されるので安心です。
主な仕事内容は水牛車を使った観光案内ですが、それ以外にも幅広い業務があります。
☑ 水牛車での観光案内・送迎
☑ 水牛のお世話
☑ 牛舎の清掃
☑ 園内の鳥などの生き物のお世話
特に、水牛の体調管理は重要な業務の一つ。
暑い日には、水牛が熱中症にならないように池に入れて体温調整を行う「打ち出し」なども担当します。
また、観光案内では三線を演奏しながらガイドを行うこともあり、由布島ならではの魅力をお客様へ伝える役割も担っています。

- 慣れるまでの期間は?未経験でも大丈夫?
- 慣れるまでには1週間ほど。研修期間がしっかりあるので安心です!
私の場合は、3日間の研修を経て、4日目には1人で水牛車業務を任せてもらえるようになりました。(酪農経験のある彼は、2日目から一人で運行していました!)
最初はすごく緊張していましたが、牛はおとなしく、ルールさえ守れば安全に働けます。
逆に、ルールを守らないと牛は大きな力を持っているため、危険な場面もあります。
仕事のリアル|大変だったこと・うれしかったこと
- 実際に働いてみて、大変だった点はありますか?
- 特に大変なのは、「日差し」と「天候の変わりやすさ」です…
西表島の日差しは本州の数倍と言われていて、暑さと湿度が大変だなと思います。
また、南国特有の「天候の変わりやすさ」にも苦労します。晴れていたと思ったら突然スコールのような大雨になることも珍しくありません。
天候が荒れている中でもレインコートを着てずぶ濡れになりながら業務をしなければいけないのは大変です。
あとは、牛のお世話をするので、どうしてもフンが手についてしまうこともあります。
私は全然気になりませんが、においや汚れなど苦手な人は大変だと感じるかもしれません。
- では、印象に残っているうれしかったことは?
- お客さんの前で歌を歌って、拍手をもらったことです!
私がまだ三線を弾けなかった時に、お客さんから「アカペラでいいから何か歌って」とリクエストされたことがありました。
私は普段、舞台役者をやっているので、その経験を活かして『涙そうそう』をアカペラで歌ったんです。
すると、お客さんが皆さんで手拍子をして盛り上がってくれました。最初はスマートフォンを見ていた方も「上手いじゃん」と声をかけてくださり、大きな拍手をいただきました。
それが初めて歌った日になるんですけど、本当にうれしくて、今でも印象に残っています。

休日の過ごし方|離島だと退屈しない?
リゾートバイトを検討している方の中には、「休日は何をして過ごすんだろう?」「離島だと遊ぶ場所が少ないのでは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
Mさんは、週に1回の休日に買い出しも兼ねて石垣島へ出かけたり、職場の方とフットサルをして過ごしているそうです。
休日の過ごし方(一例)
- 仕事終わり:フェリーの最終便で石垣島へ移動
- 夜:夕飯は石垣島で美味しいご飯やお酒を楽しむ&ゲストハウスへ宿泊
- 休日当日:買い出し、石垣島観光を満喫
- 夕方:フェリーで西表島へ戻る
また、休日には、職場のスタッフや地域の方々が集まるフットサルに参加することもあるそうです。
仕事以外でも交流が広がり、離島ならではの温かいコミュニティに自然と溶け込めます。


休日は自然を満喫するだけでなく、西表島ならではのグルメを楽しむのも魅力の一つ。
Mさんにおすすめスポットを伺いました。
- おすすめのスポットはありますか?
- 西表島にある飲食店の「猪狩家(かまいとぅやー)」がとっても美味しかったです!
地元の料理をはじめ、猪やヤギなど本州ではなかなか食べられない料理を出してくれるお店です。
猪肉は臭みが全くなく、「豚肉より好きかもしれない」と思うほどめちゃくちゃ美味しかったです!
店主の方もとても優しい方でした。

あとは、大好きな自転車で島を走る時間です。

自宅から自分の自転車を持ち込んでいて、島を走っています。
西表島は海や砂浜が綺麗なので、自転車で走るのがすごく楽しいです。

寮・食事について|カップル同室のリアルな住み心地
カップルで同室で生活しているMさんたち。気になる生活環境のリアルを伺いました。
- 寮生活はどうですか?
- バストイレ別で設備が揃ったアパート寮で生活しています!
寮がいくつかある中で、運良く一番綺麗と言われている寮に入ることができました。


バストイレ別で、二口コンロ・グリル・ベッド、机など生活に必要な設備が揃っていて快適に生活できています。
環境面で言うと、たまにかなり大きい虫が出てくることがあります。その時は彼に退治してもらっています。
また、西表島はゴミの分別が細かいので、ルールを守ってゴミ出しをしています。
- お食事についても教えてください。
- 出勤日は1食無料のまかない、それ以外は自炊をしています!
出勤日のお昼はまかないで、お弁当や、レストランの残りをいただけます。
それ以外は自炊をしています。

彼が釣りと料理が趣味なので、自分で釣った魚を捌いて食べたり、スーパーで買い出しした食材で自炊を楽しんでいます。
特に美味しかったメニューは、”ガーラ”という大きな魚が釣れて、最初にお刺身で食べた後に、なめろうを作っておにぎりに乗せて食べたのが本当に美味しかったです!
まとめ|由布島のリゾートバイトは「特別な離島生活」を味わえる仕事
Mさんのお話からは、由布島の水牛車業務が単なる接客ではなく、動物や自然と関わりながら離島での暮らしを楽しめる仕事であることが伝わってきました。
☑ 水牛と一緒に働ける
☑ 離島で暮らせる
☑ 美しい自然に囲まれた環境で働ける
☑ お客様との交流が多い
☑ カップルや友人同士でも応募できる
といった魅力が詰まっています。

インタビュアーコメント
インタビュー中に印象的だったのは、Mさんの笑顔。
水牛たちへの愛に溢れており、心から由布島での生活を楽しんでいる様子でした。
暑さや天候の厳しさ、体力仕事ならではの大変さはあるものの、
「動物が好き」「旅をしながら働きたい」「普通では体験できない経験をしてみたい」という方にとって、由布島でのリゾートバイトは一生に一度の特別な経験ができる魅力的な勤務地だと感じました。
