某派遣会社から行った、初めてのリゾートバイトの寮の部屋は、『相部屋』。行ってみたらまさかの『6人部屋』。
確かに相部屋だけどっ!想像してたのと違った!ちゃんと確認しておくのは大事なことだな、とリゾバ生活1日目から勉強したリゾバライター”よまぜ “です。
リゾートバイトは「派遣・紹介会社」選びが大事!!
ほんとうに良い 住み込み求人を探すなら、下記バナーをクリック!!

数ヶ月ものあいだ、知らない場所で『衣食住』を過ごすことになるリゾートバイト。
リゾバのお仕事内容や場所も大事ですが、住み込みをする寮などの生活環境もかなり大事ですよね。
・初めてのリゾバで派遣会社に何を聞いたらいいか分からない…
・住み込みする部屋ってどんなタイプがあるの?
・周辺環境ってそんなに大切?コンビニくらいあるでしょう?
以上のような不安や疑問がある人に、リゾバ住み込み経験者から『後悔しないために事前に確認しておけばよかった!』『ちゃんと考えてからリゾバを選べばよかった!』といったことをお伝えしていきます。
・住み込みをするお部屋の内容
・寮の中にある生活備品や設備
・リゾバ先の周辺施設や環境
この3つのポイントを派遣会社さんに確認しておけば、初めてのリゾバでも『想像していたのと違う…』なんて残念なきもちにならずにすむかもしれません!
そして、これからご紹介するポイントを踏まえて、自分の希望の条件を改めて考えてみてください。リゾバの行き先を迷っている人も、きっとリゾバを決める指針ができるはずです。
目次
リゾートバイトの住み込み部屋のタイプを確認!

自分のプライベート空間、寝起きする場所。
リゾバ中にお世話になる住み込みのお部屋は、生活のかなめ。
住み込みのお部屋のタイプって、一体どんなものがあるのか?
気になりますよね。ザックリとですが、次の3つに分けられます。
・1人部屋(個室)
・2人部屋(相部屋)
・複数人部屋(相部屋)
ここで気をつけたいのが、2人以上の複数人での共同部屋での住み込みでも、リゾバ情報としては『相部屋(シェアルーム)』としか記されていないことが多いことです。
もし、希望するリゾバの住み込みお部屋タイプが『相部屋』とあるばあいは、必ず派遣会社さんに詳しく確認しましょう。
ちゃんと確認しておかないと、私のように『2人の相部屋かと思っていたら6人と共同生活』なんてことになりますよ!
そして、住み込みのお部屋タイプは他にも、3つに大きくわけることができます。
1.リゾバ先の宿泊施設の客室
2.一般的なアパートの部屋
3.スタッフ専用の寮
リゾバに行った先によって、住み込み部屋のタイプは本当にさまざまで、細かくこれ!なんて決めつけはできないのですが、ほぼほぼこんな感じですよ。ということを、ぜひ参考にしていただけるよう、順番にご説明していきますね。
1.リゾートバイト先のホテルや旅館の客室に住み込み

リゾバを経験してきて思ったのですが『普段客室として利用しているお部屋をリゾバの住み込み部屋として利用する』は、ホテルや旅館のリゾバに多い気がします。
ホテルであれば洋室、旅館であれば和室に住める。とても魅力的ですよね。
この客室を利用して住み込みができるお部屋のいいところは、
・普段は泊まれないようなお部屋を使うことができる
・修学旅行の気分になれる
・通勤時間がかからない
まず『普段は泊まれないようなお部屋を使うことができる』は、仕事が始まるまで出来るかぎり寝ていたい私にとって、仕事場にすぐに出勤できて、通勤時間がかからない。これがとても嬉しかったです。
扉を開ければすぐ職場のため、遅刻しらずになれますよ!
そして、客室利用の場合は相部屋になることが多いので、リゾバ仲間と暮らすことができます。
まるで『修学旅行にきたような気分』に。
もともとのお友達との参加なら、さらにそんな気持ちになれるので、お友達とのリゾバ参加がオススメですよ。
けれど、この住み込み部屋ならではの、気をつけなければいけないところもあります。
・お部屋をなるべくキレイに保つ
・大きな声や音を出さないようにする
・相部屋になる可能性が高い
この他にも、『生活感が染みついてしまわないように、住み込みするお部屋を定期的に違うお部屋に移動する』といった決まりがあるリゾバ先もあります。
理由はわかるのですが、住み込みしている側からすると、これはちょっと面倒ですよね。
ですから、こういったことも派遣会社さんに確認しておくと、荷物を最小限にしておこうなどの心構えが先にできていいかもしれません。
『大きな声や音を出さないようにする』のは何故なのか?それは、客室を使うということは、お隣のお部屋にはお客様がいるからです。
大きな音をたてるとクレームのお電話がフロントに。なんてことがあるので、最悪、リゾバの契約更新のお話がなくなることも考えられます。
そんなケースはあんまり見たことはありませんが、過去に一人だけそんな人を知っているので、なるべく気をつけましょう。
『相部屋になる可能性が高い』は、嫌だという人には、先にご説明した修学旅行気分になれるいい部分も、まったくオススメできません。むしろデメリット。
スタッフの数が少なかったり、繁忙期でなければもしかしたら個室として使えるかも!なんてことを、派遣会社さんから言われることがあるかもしれません。私は言われました。
『なるかも!』なんてお話は、『なったらラッキー』くらいに思っていたほうがいいでしょう。ほとんどの場合は、相部屋になるからです。
何故なら、リゾバが募集されているときは忙しい時期がほとんど。相部屋が個室になるなんてことは、もの凄く可能性が低いんです。
2.リゾートバイト地の周辺アパートで住み込み

専用の寮を持っていなかったり、そもそも住み込みスタッフの数が少ないので、寮などが必要ではないリゾバ先が『周辺のアパートの部屋を寮がわりに借りている』ことがあります。
長野県白馬のスキー場で働いていた友人の一人は、『スタッフが決まるたびに会社がその都度あたらしく住み込み部屋を借りていた』なんてことも言っていました。
リゾート地にもよりますが、周辺に物件があるリゾバならば、アパートで住み込みすることもあります。
そんなアパートでの住み込みのいいところは、
・仕事場から離れて自分の時間がもてる
・地域に根ざして暮らせる
・個室になる可能性がすこし高い
リゾバで働いていると、いつもスタッフや仲間たちと一緒なんて気がしませんか?
それはそれで楽しいけれど、やっぱりひとりの時間も欲しいですよね。
リゾバのお仕事が終わったあとは、完全に自分の時間。
『仕事場から離れて自分の時間がもてる』は、物理的に仕事場から離れて、プライベートとの時間をハッキリ分けられるのがいいところです。
リゾバ先にもよりますが、アパートタイプは『個室になる可能性がすこし高い』です。ダイニングやお風呂、トイレは共同。お部屋は個室。みたいなところが多いように思います。シェアハウスでの暮らしかたに近いかもしれませんね。
そして、気をつけたいところ。
・ごみ出しや掃除は自分でおこなわなければいけない
・車やバイクなどの通勤手段が必要になる
・直前まで部屋の内容がわからないことがある
『ごみ出しや掃除は自分でおこなわなければいけない』
このごみ出しが、思ったよりもけっこう面倒です。
1人暮らしをしたことがある人ならば、慣れているぶん、そんなに苦ではないかもしれませんね。
仕事場から離れている。ということは、『車やバイクなどの通勤手段が必要』になります。
近くのアパートに住み込みできればいいのですが、離れてしまうと、どうしても交通手段が必要です。
専用の送り迎えバスが出ているところもあれば、公共のバスさえない場所もありますので、ここは確認が必要ですね。車、もしくはバイク必須。と最初に教えてくれるところもありますよ。
そしてとっても困るのが『直前まで部屋の内容がわからないことがある』です!
これは、スタッフが決まるたびにアパートのお部屋を借りる、という場合に多いように思います。
もしくは、リゾバ先の受け入れ担当者がズボラか、忙しくて対応しきれていないかのどちらかです。
これは博打です。イチかバチかです。
派遣会社さんが何回かリゾバスタッフを派遣していれば、住み込みするお部屋の傾向がわかるかもしれません。けれど、リゾバスタッフを派遣した実績がないのであれば、まったく情報がない!なんてことに。
お気をつけください。
あとは、家具がそろっているかも確認したほうが吉ですね。
スキー場や夏だけリゾバスタッフを受け入れる施設は近隣の民宿やペンションなどの宿泊施設を一括で借りる場合もあるそうです。
3.リゾートバイトでスタッフ専用寮に住み込み

大規模のホテルや旅館、スキー場や昔から施設を運営しているリゾバ先ならば、『会社が管理しているスタッフ専用の寮』があるところも多いです。私の経験上、このタイプか客室利用が多かったように思います。
寮のある場所もさまざま。
仕事場の施設に隣接、または建物の中に一緒になっているところ。徒歩圏内の場所にある。などなど。アパートのような作りのものもあれば、一軒家をまるまる寮にしている、なんてところもありました。
スタッフ専用寮での住み込みのいいところは、
・リゾバ仲間とすぐに交流できる
・最低限の家具がそろっていることが多い
・掃除などが当番制もしくは管理者がいる
もしお仕事でわからないことがあっても、スタッフ寮ならば、『リゾバ仲間とすぐに交流できる』ので、いつでも聞きにいけます。
お部屋を出てすぐの通路も、客室住み込みとは違って、スタッフだけなのでお客様の目を気にする必要もありません。
『最低限の家具がそろっていることが多い』のも、魅力です。
しかし、まったく何もない場合もあるので、必ず派遣会社さんに確認してください。
面倒な掃除やごみ出し。
これは寮では『掃除などが当番制もしくは管理者がいる』ことがまあまあです。当番になっていると、すべてを自分でする必要がないので、すこし気が楽ですね。私が行ったところでは、ほぼ当番制でした。
リゾバ先によっては『スタッフに当番はなく、すべてを管理者がこなしている』なんてこともあります。その場合は、ごみ出しなどはしなくていいかもしれません。
そして、気をつけなければいけないところ。
・寮内のルールが厳しいところがある
・住んでいる人が全員スタッフなので気が抜けない
・住み込み寮が仕事場に近いとはかぎらない
住み込みする寮の規模にもよりますが、寮内ルールがゆるいところもあれば、『寮内のルールが厳しいところ』もあります。いくつかの貼り紙がはってあったりして、生活上の注意が書いてあったりなかったり。
派遣会社さんでも把握していない場合もあるのですが、気になるようであれば、なるべく確認するのがいいと思います。
『住んでいる人が全員スタッフなので気が抜けない』ので、リゾバ仲間ならまだしも、他部署の職場の人たちと『オフの時間に顔をあわせるのがストレス』と思う人は、大きい施設での寮生活はむずかしいかもしれません。
私の場合は、小さい規模のスタッフ寮は気になりませんでしたが、大きい規模は知らない人が多すぎて、ストレスがたまってしまい無理でした。
あとは、リゾバの仕事場から住み込みの寮までの距離です。
『住み込み寮が仕事場に近いとはかぎらない』ため、アパートタイプの住み込みと一緒で、通勤が必要になる場合があります。
派遣会社さんにちゃんと確認しましょう。

リゾートバイト生活で必要な設備を確認!

住み込みするお部屋のタイプの他に、確認しておきたいのが『設備』です。
設備って?一体なんのこと?
それは、
・洗濯機や乾燥機
・お風呂やトイレ
・冷蔵庫や電子レンジ
・キッチンや食器類
・テレビ
・エアコン
・Wi-Fi
・談話室などの共有スペース
などのことです。
あるのが当然だと思っていたもの、ありませんでしたか?
ハッキリ言うと、ないところは全部ないですし、あるところは全部あります!
やっぱり、こういったものは、ないよりもある方が断然うれしいですよね。
けれど、リゾバに行く前に派遣会社さんにちゃんと確認しなければ、わかりません。
ここで大事なのは、どの設備に重点をおくかです。
すべてを求めるのは、とても現実的ではありませんからね。
・テレビがないなんてありえない!
・自炊がしたいからキッチンと冷蔵庫が部屋にほしい
・大浴場じゃなくて一人で利用できるお風呂がいい
・トイレは自分の部屋にあるとうれしい
などの譲れない条件、希望の生活スタイルを考えると、自然と『住み込み部屋に求める設備』が決まってきますよ。
もちろん、リゾバに行く場所がもっとも重要ならば、設備は二の次でいいんです。
だけど、もしリゾバ先に迷っているようならば、設備で決めるのもいいかもしれないですね。
ちなみに、私が絶対に譲れない設備の条件は『Wi-Fi』です。
リゾバ先にWi-Fiがあるにはあるけど、つながる場所が制限されていたり、すごく遅かったりなんてことが多々あるので油断なりません。
リゾバ情報には『Wi-Fiあり』しか書いていないことも多いので、派遣会社さんに詳しく確認するようにしています。
リゾートバイト先の周辺施設・環境を確認!

あなたが住んでいるお家の周りには、どんなお店がありますか?
また、駅からは遠いですか?夜は静かですか?
こういった『住んでいるお家の周りに何があるのか、どういった場所にあるのか』が、周辺施設、周辺環境です。
どんなに田舎でも、リゾート地なんだから、コンビニくらいあるでしょう?
そんなことを言っていた、リゾバ仲間もいました。
もちろん、すぐに考えを改めていましたが。
街にはいくらでもあるコンビニ。それすらない場所は、たくさんあります!
しかし、ほんとうに生活に必要なのは、コンビニではありません。
周辺施設や環境は、最初はとくに必要と思わないかもしれませんが、リゾバ滞在期間が長くなればかならず必要になるものです。
『今回のリゾバは長くなりそうだな』
少しでもそう思ったならば、リゾバに行く前に、しっかりと派遣会社さんに確認しましょう!
※Googleマップで周辺環境を確認するのもおすすめです。
リゾートバイト住み込み生活に必要な施設を考える

・ドラッグストア
・郵便局
・スーパー
完全なる個人的な意見ですが、私は、この3つがあれば生きていけます。
『ドラッグストア』が必要だと思う理由は、薬が買えるからです。
薬などをリゾバにいく前に準備しておくのは基本ですが、リゾバの期間が思ったより伸びてしまった時など、うっかり手持ちの薬がなくなってしまうかもしれません。
それに、薬以外にも化粧品や多少の食べ物は売っているので、スーパーがなくてもドラッグストアがあれば、最低限のリゾバ生活を送れるはずです。
『郵便局』があるとうれしい理由。それは、お金を入金したりするためです。
地方に行く人はもう知っているかもしれませんが、地方銀行以外があることは珍しい、と思ったほうがいいでしょう。
どんな田舎にもひとつはある郵便局で、ゆうちょ銀行を開設することを、個人的にオススメしておきます。私も、リゾバをし始めてからすぐに、ゆうちょ銀行を開設しました。
あとは、リゾバで働いている場所、または住み込みしている場所から、周辺施設までの距離はどれくらいあるのかも大事ですね。
車でなければ買い出しにいけない場合もあるので、バスや電車などの移動手段はあるのか、徒歩でもいけるのかなど確認を忘れないでおきたいですね。
以上のように、自分にとって住み込みで必要な施設、施設までの距離を考えてみる。
もしくは、希望のリゾバ先にある周辺施設から、これなら生活できるかな?と考えてみるのもいいですよ。
住み込み生活の想像がしやすくなって、いざリゾバに行ったときに、落差が少なくなっていいかもしれません。
特にスキー場のバイトは不便な勤務地が多いので注意を。

リゾートバイトで心配に思ったことはしっかりと確認しましょう!

たとえ、一ヶ月だけだったとしても、住み込みをするお部屋やまわりの環境はとても大事です。
もし『リゾバに行こう!』と決めたなら、生活に関するこのポイントだけは派遣会社さんに確認してみてください。
・住み込みする部屋は何人部屋で、どんな部屋なのか確認
・寮や部屋についている洗濯機などの設備やネット環境などを確認
・リゾバ生活で必要なお店などの周辺施設や環境を確認
実際にリゾバに行ったらどうなるかな?なんて、リゾバ住み込みの生活を想像しながら、自分にとっての条件を考えてみてください。
そうすれば、ここでご説明した3つのポイント以外にも、派遣会社さんに『相談したいこと』や『確認したいこと』が出てくるかもしれません。
『こんなはずじゃなかったな…』と後悔しないように、納得のいくリゾバ選択をしてください。納得しないままリゾバのお仕事を始めてしまえば、せっかくのリゾバが楽しくありません!
私は、リゾバの魅力は『楽しんで働ける』ことだと思っています。
そのための準備や確認を事前にしっかりとして、ぜひ思い出にのこるリゾバライフを、楽しんできてください。
寮の形態や周辺環境でも選べる! リゾートバイト求人検索はこちら
何を持っていけばいいの? リゾートバイト持ち物ガイドはこちら
〔リゾートバイト Magazine〕
当サイト運営者とリゾートバイト体験者が執筆している、「リゾートバイト探しをお手伝いする」 ウエブマガジンです。

ライター:よまぜ