目次
Oさん
勤務地:蔵王ベースセンタージュピア
年齢:20代
部署:リフト係
リゾートバイト経験:今回で2回目
「スキー場のリゾートバイトって実際どんな仕事?」「寮生活は大変?」「休日はどれくらい滑れる?」
そんな疑問を持っている方に向けて、蔵王温泉スキー場でリフトスタッフとして働くOさんに、実際の仕事内容や寮生活、休日の過ごし方についてお話を伺いました。
Oさんは今回が2回目のリゾートバイト。
前回に続いて蔵王温泉スキー場を勤務先に選び、リフトスタッフとして働いています。
「スキーやスノーボードが好き」「冬休みや春休みを利用して働きたい」「できるだけ貯金したい」という方にとって、気になるポイントをリアルな体験談とともに紹介します。
※本記事に記載している情報は、2026年3月時点の内容です。最新情報は求人担当者までご確認ください。
山形県蔵王ってどんなところ?
山形県の蔵王は、冬になると多くのスキー・スノーボード客が訪れる人気のウィンタースポーツエリアです。
蔵王温泉スキー場は広大なゲレンデが最大の特徴。さまざまなコースがあり、長期間滞在しても飽きずに楽しめます。
また、スキー場だけでなく、歴史ある温泉街としても有名で、仕事終わりや休日に名湯を満喫できるのも蔵王ならではの魅力です。

志望動機|母からの勧めでリゾートバイトに挑戦!
- そもそもなぜリゾートバイトをしようと思ったんですか?
- 母から勧められたことがきっかけです。
母が大学生のときに、同じようなリゾートバイトを経験していたんです。
「すごく楽しかったよ」と小さい頃から聞いていたので、自分も大学生になったら行ってみたいと思っていました。
そして大学生になって、実際にリゾートバイトを始めました。
- 今回は2回目のリゾートバイトとのことですが、前回に続き、今回も蔵王温泉スキー場を選んだ理由は?
- 一番の理由は、スキー場が広いことです。
休みの日に滑るので、スキー場が広くないと飽きてしまうんですよね。
蔵王はかなり広いので、1ヶ月以上いてもいろいろな場所を滑ることができます。
もう一つは勤務期間です。
他のスキー場だと「12月中旬のオープンから来てください」というところも多いのですが、蔵王は比較的短い期間でも受け入れてくれたので、そこも決め手になりました。
仕事内容について|リフトスタッフはどんな仕事?
リフトスタッフは、リフト乗り場でお客様を案内する業務以外にはどのようなお仕事をするのでしょうか。
Oさんの場合、実際の勤務は次のような流れです。
- 6:30~7:00 起床
- 7:45 出勤
- 8:00~ リフト業務・お客様案内など
- 11:30~12:30 昼食・休憩
- 12:30~16:30 リフト業務・お客様案内など
- 16:30~16:45 締め作業
- 16:45~17:00 退勤
リフトスタッフは、複数人でローテーションしながら勤務します。
例えば4人で担当する場合、30分交代で外に立ち、お客様の案内やリフトへの乗車状況を確認。
外での業務を終えたら小屋の中に戻り、待機するというような形です。
リフトが止まっている時間帯には、除雪などの作業をすることもあります。

- 残業はありますか?
- ほとんどありません。
リフトの営業が16時30分までで、その後に締め作業をして、16時45分頃には終わります。
なので、17時前後には退勤できることが多いです。
実際に働いて感じた「想像とのギャップ」
- 実際に働いてみて、大変だった点はありますか?
- 思っていたよりも滑る時間が少なかったこと、あとは通勤時間です。
母がスキー場に併設されたホテルでの勤務の話では、朝と夜に仕事をして、日中はずっと滑れるというイメージでした。
でも、リフトスタッフの場合は、自由に滑っていいわけではありません。
上司から「滑ってきていいよ」と許可をもらってから滑るため、1日に滑れても2~3本くらい。
「思ったよりも少ないな」と思いました。
ただ、毎日滑っているので、だんだん「これだけ滑れれば十分かな」と思うようになりました。
もう一つ、最初に大変だと感じたのが寮から勤務先までの距離です。
寮は山の下側、勤務先は山の上側にあるため、徒歩の場合は20~30分ほどかけて移動します。
しかも雪道のため、最初はかなり大変と感じました。
一方で、車で送ってもらえることもあるため、毎回必ず徒歩というわけではありません。
職場の雰囲気は?|大学生スタッフも多数勤務!
- 職場の人間関係はどうですか?
- 良好だと思います!
蔵王温泉には遊ぶところがそれほど多くないので、スタッフ同士で一緒に滑ることが多いです。
同じ部屋の人たちとも、「今度一緒にご飯に行こう」と話したりしています。
休みの日に一緒に滑ったり、ナイターをみんなで滑ったりして、何人か友達もできました。
- 同年代のスタッフも多いですか?
- 大学生がかなり多いです!
リフトスタッフは、大学生の男性が18名、女性は2名。
全体では大学生が30名ほどいて、その他には地元の方なども働いており、スタッフは全部で50名ほどいるかと思います。
大学生が多いため、同年代のスタッフ同士で仲良くなりやすい環境です。
シフト・休日について|休日は一日中スノーボード!
- シフトはどのように決まりますか?
- 希望休を取ることが可能です。
リフトごとにカレンダーが用意されていて、休みたい日に自分の名前を書く方式です。
希望日が他のスタッフと重なった場合は、お互いに相談して調整して決めています。
- 休日はどのように過ごしていますか?
- 一日中スノーボードを楽しみ、最後に温泉に行きます。
せっかく蔵王に来ているので、休みの日は一日中滑ることが多いです。
その後に温泉に入って帰る、という過ごし方が多いですね。
蔵王温泉には共同浴場があり、仕事帰りや休日に利用しています。
設備が整った温泉施設は800~1,000円程度ですが、共同浴場なら1回300円ほど。
僕は共同浴場を利用することが多く、スノーボードで冷えた身体を温めてから寮へ戻ることが多いです。
共同浴場は複数あり、いずれも徒歩で行ける距離です。


寮生活について|4名部屋の生活は実際どう?
- 寮はどうですか?
- 4名部屋です。
最初は相部屋なので少し大変かなと思いましたが、1週間くらいで慣れました。
4名中3名が同じリフトスタッフで、早く仲良くなれたので、そこまで気にならなかったです。


- 4名部屋で大変なことはありますか?
- 一人になりたいときに、完全に一人になれないことです。
ただ、山頂勤務の場合は一人で担当する時間もあるので、ずっと誰かと一緒というわけではありません。
個人的にはそこまで大きな問題ではありませんでした。
- 寮生活で持っていった方がいいものは?
- リップクリームやハンドクリームは持ってきた方がいいと思います。
蔵王はかなり乾燥するので、唇や手が乾燥しやすいです。
ほかにも、
- ハンガー
- 洗濯ロープ
- 洗濯物を入れるカゴ
- 長靴
- 普通の靴
- 延長コード
などがあると便利だと思います。
洗濯物を干す場所を確保するための洗濯ロープや、延長コードも持ってきた方がいいです。
また、長靴だけでは歩いていて不快になることもあるため、普通の靴も用意しておくのがおすすめです。
食事・貯金について|格安の食事で貯金もバッチリ!
- 食事について教えてください。
- 1食200円でお弁当を購入できます。
おかずが用意されていて、ご飯は自由によそうことができます。
リフト小屋で食べることもできますし、事務所で食べたり、持ち帰って部屋で食べたりすることもできます。
おかずは揚げ物が多くて、魚フライやコロッケ、メンチカツなどが中心です。
ただ、ベテランのスタッフさんがカレーや親子丼、麻婆豆腐などを作ってくれる日もあって、そのときは特に美味しいですね。
あとは、お米が山形のお米なのでとてもおいしいです。


- 実際に貯金はできましたか?
- めちゃめちゃできると思います。
時給自体はそこまで高いわけではありませんが、ほぼ毎日働いているので、月の収入は20万円ちょっとくらいになります。
一方で、現地ではあまりお金を使わないんですよね。
前回のときは、滞在中に5,000円も使っていないんじゃないかと思うくらいでした。
食事も1日200円なので、生活費をかなり抑えられます。
蔵王ベースセンタージュピアの魅力は?
- 他のスキー場と比べて、おすすめの点は何ですか?
- スキー場が広いことと、身だしなみの規定がゆるいところです。
髪色や髪型、ピアス、メイクなどはかなり自由だと思います。
他のスキー場だと、髪の長さや髭などを気にするところもあると思いますが、ここは「仕事をしっかりしてくれれば大丈夫」という感じでした。
また、Oさんが蔵王を選んだ最大の理由でもある「広さ」。
山頂付近まで行くと樹氷を見ることができ、晴れた日に山頂まで行けたときは特に楽しめました。
山頂から滑って下りてくるだけでも、約40分かかることがあり、「とにかく大きいスキー場」というのが、率直な感想です。
- どんな人がリフトスタッフに向いていると思いますか?
- スキーやスノーボードが好きな人!
純粋にスキーやスノーボードが好きな人にはおすすめです。
あとは、リフトスタッフはずっと忙しく動き回っている仕事ではないので、暇な時間を一人でも過ごせる人が向いていると思います。
「友達と常に一緒にいないと嫌」という人だと、少し大変かもしれません。
逆に、一人の時間も楽しめる人なら問題ないと思います。
リゾートバイトを検討している人へ
- 最後にこれからリゾートバイトを始めようと思っている人へメッセージをお願いします!
- 大学生なら、4回ある冬休みのうち1回くらいは来てみてもいいんじゃないかなと思います!
大学生の冬休みや春休みは、普段とは違う場所で生活してみる絶好の機会。
スキーやスノーボードが好きなら、働きながら楽しめますし、普段のアルバイトとは違った経験をすることもできます。
興味があるなら、一度やってみてもいいんじゃないかなと思います!
まとめ|蔵王温泉スキー場のリフトスタッフはこんな人におすすめ!
今回、Oさんにお話を伺って分かった、蔵王温泉スキー場でのリゾートバイトのポイントをまとめました。
☑ スキー・スノーボードが好き
☑ 広いスキー場で滑りたい
☑ 冬休み・春休みを利用して働きたい
☑ ある程度スキー・スノーボードを滑れる
☑ 一人の時間も楽しめる
☑ 生活費を抑えて貯金したい
☑ 同年代のスタッフと働きたい
☑ 仕事終わりや休日に温泉を楽しみたい
☑ 髪色・髪型などの自由度も重視したい
一方で、「スキー場で働けば好きなだけ滑れる」「寮生活は楽しいことばかり」ではありません。
実際には、リフトスタッフとして滑れる時間には限りがあり、雪道での通勤や相部屋など、大変に感じる部分もあります。
それでも、Oさんは一度経験した蔵王温泉スキー場にもう一度戻ってきました。
「スキーやスノーボードが好き」「冬の間に普段とは違う経験をしたい」
そんな方にとって、蔵王温泉でのリゾートバイトは、仕事とウィンタースポーツを両方楽しめる選択肢の一つになりそうです。
インタビュアーコメント
今回Oさんのお話を伺って特に印象的だったのは、「スキー場のリゾートバイト=仕事の合間に好きなだけ滑れる」というわけではない、というリアルな部分でした。
リフトスタッフの場合、勤務中に滑れる時間には限りがあります。
一方で、休日には一日中スノーボードを楽しみ、その後に温泉に入るという、まさに蔵王ならではの過ごし方もできます。
また、大学生のスタッフが多く、仕事だけでなく休日に一緒に滑ったり、ナイターを楽しんだりする中で友人ができたという点も印象的でした。
「スキー・スノーボードが好き」という共通点があるからこそ、仲間を作りやすい環境なのかもしれません。
蔵王でのリゾートバイトを検討している方は、ぜひOさんのリアルな体験談を参考にしてみてください。

